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ORALcom TOP > 特集・対談 > 健康診断 カラダとお口の深い関係

2015.02.27更新

春は始まりの季節。
環境を変えて新たな生活をスタートさせるという方も多いのではないでしょうか。
まずは、健康診断でカラダ点検!と張り切っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回のトピックスは、健康診断の結果を見る時に、
是非気にしてほしいカラダとお口の深い関係についてです。

骨密度が低下すると歯ももろくなる?

骨密度が低下すると、歯を支えている骨に影響が出ます。歯周病は、歯を支えている骨が溶けて歯がぐらつく病気。骨密度が低下して歯を支えている骨がスカスカになると、歯周病の進行を早めます。骨密度の低下が気になる方は、歯周病の予防が大切です。
特に更年期以降の女性は、女性ホルモンの低下とともに骨密度の低下が顕著になるため注意が必要です。

歯周病は、原因となる歯の根元の歯垢をきちんと除去することで予防できます。
歯の根元の歯みがきを丁寧に行い、歯と歯の間の根元はデンタルフロスや歯間ブラシも
併用してみがき残しの歯垢を減らしましょう。
また、みがき残した歯垢や歯垢が固まった歯石は定期的に歯科医院でクリーニングして下さい。その際に歯周病の検査やレントゲン撮影を行うことで、歯周病の早期発見ができ、歯周病進行の予防に繋がります。

歯周病は生活習慣病の一つ?

歯周病は、歯周病細菌による感染症ですが、現在では、生活習慣病の一つとして位置づけられ、口腔清掃、喫煙、ストレスなどの生活環境因子、免疫力などの個人個人の防御機能因子、それらが相互作用して起こる疾患であると定義付けられています。

また、昨今の研究では、歯周病菌による歯肉の炎症が全身に多くの影響を与え、逆に全身の疾患が歯周病のリスクを高めるなど、相互が影響し合っていることが明らかになっています。
歯周病になると、糖尿病や心疾患、脳血管疾患のリスクが高まるだけでなく、低体重児・早産のリスクが増加することが知られています。
一方、糖尿病にかかると歯周病のリスクがアップすることもわかってきています。
それ以外に、骨粗しょう症、肺炎、肥満・高脂血症などとの関係も研究されてきています。

歯周病の予防は、生活習慣病を予防することにも繋がります。丁寧な歯みがきはもちろんのこと、毎日の食生活を含めた生活習慣を見直し、体の免疫力を高めることも大切です。

自分一人で、完璧な口腔ケアを行うのは難しいものです。 半年に一度は歯科医院を受診し、生活習慣の指導や口腔内のケアを受けるようにしてください。

歯周病を治療すると、糖尿病が良くなる?

歯周病は以前から、糖尿病の合併症の一つと言われてきました。実際、糖尿病の人はそうでない人に比べて歯肉炎や歯周炎にかかっている人が多いという疫学調査が複数報告され、現在では糖尿病の人は歯周病に罹りやすいということが科学的に証明されています。

さらに最近では、歯周病と糖尿病は、相互に悪影響を及ぼしあっている、つまり、歯周病になると糖尿病の症状が悪化するという逆の関係も明らかになってきました。
また、歯周病を改善させることで糖尿病の程度が改善し、糖尿病の改善により歯周病も改善しやすいことがわかってきているので、全身的な健康を考える上でも歯周病の改善は必須です。

カラダの不調を悪化させないためにも、オーラルケアはしっかり行うようにしたいですね。
皆さんも、健康診断のついでに、是非、お口のチェックをしてみてください。

監修:グラントウキョウオーラルヘルスケアステーション院長 金井由起先生