今回のトピックスは、公開セミナー「後悔しないためのマネー&オーラルケアセミナー」から内容をピックアップしてお届けします。
セミナーの講師は、資産運用の達人、ファイナンシャルプランナーの溝渕麻理さん。
お金はためることばかりに目が行きがちですが、無駄な支出を控えることもとても大切。
軽妙な語り口で、わかりやすく資産運用について教えてもらった後、
グラントウキョウオーラルヘルスケアステーションの金井先生と、
お口の健康を維持して無駄な支出を防ぐ方法について対談されました。
トピックスでは、対談部分をご紹介します。
時間を惜しんだ結果・・・
- 溝渕 :
- 口の中を見てもらうって何だかとっても恥ずかしかったですが、色々見てもらえて良かったです。
強い力でくいしばっているという指摘もいただいて。
- 金井 :
- 疲れている時はくいしばってしまうと言われていますが、忙しい中で激務をこなされているのでは
ないですか?日中のくいしばりを気にするだけでもかなり違うので意識してみて下さい。
- 溝渕 :
- 気をつけます。私もそうですが、忙しいとついつい歯医者さんに行くのを「もう無理っ!」というぎりぎりまで我慢してしまう人が多いのではないかと思います。
- 金井 :
- もっと早く来てくれれば、軽い処置ですんだのにという患者さんは
少なくありません。時間を惜しんだために、治療が長引き、結局、
お金もかかってしまう。取らずにすんだ神経を取ることになってしまう
ケースもあります。
- 溝渕 :
- 時間とお金、それに健康まで損なうことになってしまうのですね。
むし歯になったところは、またむし歯になる?
- 溝渕 :
- 歯医者さんでの治療が終って痛さから開放されると、ほっとして、すぐにもとの生活に
戻ってしまいますが、先生に言われた「むし歯になったところは、むし歯になりやすいところなので、
気をつけないとまた同じようにむし歯になる」いう言葉はすごく印象的でした。
- 金井 :
- むし歯になったということは、みがけていなくて歯垢が残っていたということですから、
同じような生活習慣をしていると、またむし歯になる可能性が高いわけです。
特に神経を取って被せものをしている歯は危険です。神経がないので、被せ物の根元からむし歯になっても
痛みがなく、気づかないうちにどんどん酷くなってしまい、気付いた時には抜歯ということにも
なりかねません。
- 溝渕 :
- 先生に検査してもらって、自分がむし歯になりやすいかどうか、どの歯に歯垢が残りやすいかなどを
知ることができてとても勉強になりました。
- 金井 :
- 自分がむし歯になりやすいのか、歯周病に気をつけた方がいいのかなどを知り、自分のリスクに合わせた
ケアをすることは、健康を守るだけでなく、無駄な支出を減らすことにもつながります。
いったん悪くなってしまうと、歯1本といえども、かなりのお金がかかりますし、治療に取られる時間も
馬鹿になりません。何より歯をなくすと生活の質が落ちてしまいますからね。