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ORALcom TOP > おくちの辞典 > マタニティ編:その他 > 痛み止めの薬は飲んでも大丈夫なのですか?

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マタニティ編 その他 Q&A

2016年11月29日

痛み止めの薬は飲んでも大丈夫なのですか?

薬を飲む前に医師に相談しましょう。

妊娠中の薬物使用は、お母さんのみならず赤ちゃんに対する安全性を注意する必要があります。一般的に使われている非ステロイド系消炎鎮痛薬(ロキソニン_、ボルタレン_など)は胎児の動脈収縮、尿量減少や腎臓の障害などを引き起こすため、妊娠中とりわけ妊娠後期は使用しないようになっています。
妊娠中は安全性が高いことでアセトアミノフェン(ピリナジン_、カルナール_など)がよく使用されています。しかしながら最近では、妊娠後期に胎児の動脈収縮を引き起こす危険性があるとの報告もあり、飲む時期や量などを考慮する必要があります。
一方、痛みを我慢するのはお母さんだけではなく赤ちゃんにも悪影響を及ぼすこともありますので、薬の服用については、かかりつけ医に相談の上で必要性とリスクを理解し、適切な判断をしましょう。

日本歯科大学付属病院 マタニティ歯科外来 柳井智恵 先生

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