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こども歯科相談室

その他 Q&A

2018年02月07日

先天性歯とリガフェーデ病

下の前歯2本に先天性歯が生えており、舌の裏に潰瘍が出来てリガフェーデ病になっています。
口腔外科を受診したところ、歯を削ると乳歯が死んでしまうとの事と、ミルクも飲めているため、経過監察となりました。
しかし段々と潰瘍が大きくなっているように見えますし、ミルクの際にうっすら血が混じる事もあります。また歯が伸びて来ているようで、これからますます悪化しないか心配です。
このまま経過監察で良いのか、またいつ潰瘍は回復するのか、そして長い間潰瘍が続くと癌化する恐れはないのか、教えていただきたいです。

内川喜盛先生からのアドバイス

小児歯科専門医に相談し、舌への刺激を小さくするのがよいと考えます。
下の前歯が生えるのは生後8~9か月が平均ですが、出生時に既に生えていたり、出生直後に生えたりした歯を先天歯と言います。この頃の赤ちゃんは、乳首をしごくため舌を前後運動してミルクを飲みます。そのため、先天歯があると舌の裏がこすれ、傷となり潰瘍ができます。これをリガフェーデ病と言います。
この場合、先天歯の先の刺激を軽減するために、歯の尖った部分を少し削って丸めたり、歯の先を接着性のある歯科材料で覆ったりして舌への刺激を軽減し様子をみます。
ただ、痛みなどがひどくミルクが飲めない場合は、先天歯を抜くこともあります。また、刺激を続けると刺激部分に肉芽(肉の塊)が増殖し、二重舌のようになることもあり、治りにくくなります。癌化するとの報告はありませんが、良い状態とはいえません。ちいさなお子さんの口の中のことは、一般の先生には分かり難いこともありますので、小児歯科専門医に早めにご相談されることをお勧めします。

内川喜盛先生

日本歯科大学附属病院 小児歯科

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