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おとなのおくち相談室

歯周病 Q&A

2016年12月13日

慢性的に歯ぐきが赤いことが心配です。 学生の時に一度切開して治療しましたがそれは一時的なものでした。 歯医者さんでは、もともと汚れが付きやすい歯のうえに磨き方が悪いと言われました。これからどういうことに気をつけていったらいいのでしょうか。

金井由起先生からのアドバイス

歯周病の可能性が十分考えられるので、早めに歯科医院を受診してチェックとクリーニングを受けることをお勧めします。歯周病は歯の根元に細菌の塊である歯垢が付着し、歯垢中の歯周病菌から毒素が出されることで歯肉の炎症を惹き起こす病気です。まず初期の歯肉炎の段階では、歯肉の赤味だけでなく腫れや出血が生じます。しかしながら歯肉からの出血は、歯の根元の歯肉の部分に歯ブラシの毛先がきちんと触れていれば出血を起こしますが、歯の先端の方ばかりみがいているような方の場合には出血することもないため歯肉の炎症に気づかないままのことも多いです。歯周病の初期の段階である歯肉炎に気付かないまま歯周病が進行すると、今度は歯の根の周りにまで炎症が及ぶ歯周炎を惹き起こし、歯を支えている骨までも溶けるため、やがては歯肉が腫れて痛い、かむと痛い、歯がグラつくなどの症状が起こってきます。その段階で歯科医院を受診しても、一度溶けた骨は基本的には戻らないため、歯周病初期の歯肉炎の段階で歯周病に気付き、ケアを行うことがとても大切です。歯周病のケアの基本は、歯の根元に付いた細菌の塊である歯垢を除去することです。歯科医院で定期的にクリーニングを受けるとともに、ご自身のセルフケアを上達させることも大切になってきます。セルフケアの上達のために歯科医院では歯みがきの指導も行っているので、一度はお受けになることをお勧めします。

グラントウキョウオーラルヘルスケアステーション 院長 金井由起 先生

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