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おとなのおくち相談室

歯の悩み Q&A

2016年11月29日

血圧が低いため歯の治療が出来ず、国立病院などまわされましたが、今年は気合いれて治療開始したいと思ってます。どういうことに気をつけたらよいですか。

金井由起先生からのアドバイス

まず低血圧には本態性低血圧と二次性の低血圧があるので、自分がどちらなのか主治医の先生に確認しておいて下さい。本態性低血圧は特別な原因がなく、いわゆる体質的なものがこれにあたります。一方、二次性の低血圧の場合は原因がはっきりしており、低血圧を招く何らかの病気があるので、二次性低血圧の場合は主治医との対診(歯科医師と主治医とが連絡を取り合うこと)が必要となります。歯科治療時に恐怖や痛みで迷走神経が必要以上に刺激されると、末梢の血管が拡張して血圧が下がり、脈拍が遅くなります。脳に向かう血液が減り、皮膚が冷たくなる、冷汗が出る、気分が悪くなる、顔面蒼白になる、目の前が真っ暗になる、意識がもうろうとする、などの症状が発現し、失神して倒れてしまうこともあります。よって、治療内容や麻酔に対する不安があるようでしたら治療前に治療医によく話を聞き、歯科治療に対する不安を少しでも解消するようにしましょう。治療を開始して前述のような症状が現れたら、即座に歯科医師に申告し、治療を中断し、楽な体勢となるようにしてもらって下さい。また、治療中の不安などによって非常に呼吸が速くなる過呼吸あるいは過換気になると体から大量の二酸化炭素が吐き出され、二酸化炭素の血中濃度が低下、脳内の血管が収縮して血圧低下を起こします。よって、ゆっくり深呼吸するようにし、気分を落ち着かせることも大切です。
そして、治療前の食事は腹8分目にとり、安定した心身状況で治療に望むようにして下さい。女性の場合には、強い弾力のパンティ・ガードルなどの着用をさけ、水分を摂取することで下肢の静脈循環をよくしたり、診療室が暑いような場合にはその旨を担当医に伝えて室内の換気を良くしてもらいましょう。いずれにしても、痛みや恐怖心なく安心して歯科治療をお受けになることがとても大切なので、かかりつけの歯科医師とよく相談の上治療を開始して下さい。

グラントウキョウオーラルヘルスケアステーション 院長 金井由起 先生

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