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おとなのおくち相談室

歯の悩み Q&A

2016年12月13日

30代位から、毎食後と寝る前には歯間ブラシと併用して念入りに歯磨きしてるのですが、毎年定期歯科受診で虫歯が発見されます。両親や兄弟はほとんど虫歯がありません。甘いものも控えるようにしているのですが、これはやはり体質的なものなのでしょうか。

金井由起先生からのアドバイス

むし歯は、口の中にいるむし歯菌が飲食物中の糖分(分解されて糖になるものも含む)をエサにして酸を産生し、その酸により歯が溶かされて穴があく病気です。細菌(むし歯菌が多い)、食物(むし歯菌が酸を出すためのエサとなる糖分がある)、歯や唾液の質(歯の質が弱い、歯並びが悪い、唾液が酸性傾向など)、時間(頻繁に飲食する、みがかないままの時間が長いなど)の条件が重なると、むし歯が発生するといわれています。よって、むし歯にならないためにはこれらの条件が悪い状態にならないようにする必要があります。細菌に関しては、もっているむし歯菌の数には個人差があり、むし歯菌の数が多い人ほどむし歯のリスクはアップしますが、根本的なむし歯菌の多い少ないは変化しません。それでも、みがき残しの歯垢を極力減らすことでそれ以上の細菌の増殖を防ぐことができるため、歯ブラシだけでなく歯間ブラシなども用いていらっしゃるのはとても良い事です。あとはみがいていてもきれいにみがけていない事も多々あるので、みがき残しの歯垢がないかどうか定期的に歯科医院でのチェックをお受け下さい。食物に関しては、むし歯菌のエサとなる糖分があると、むし歯菌からどんどん酸が産生されてしまうため、糖分(分解されて糖になるものも含む)を含む飲食物摂取後は、極力早めに歯みがきしましょう。歯や唾液の質に関しては、これ自体は変化させることはできませんが、現在、むし歯予防に効果があるとされているフッ素には歯質強化の効果があるため、歯みがき剤中のフッ素を効果的に作用させて酸に強い歯質にしましょう。歯みがき後のゆすぎを15mlのお水で一回程度と少なくし、その後30分はゆすがないことで、歯みがき剤中のフッ素が歯に効果的に作用します。また、唾液の性質が酸性傾向の唾液であったり、飲食後むし歯菌により酸性となった状態を中和させる唾液の能力が低いことでもむし歯のリスクは高まるので、酸性の飲食物(かんきつ類、お酢関連の飲料、スポーツドリンク、ワインなど)の頻繁な摂取は控え、そのようなものの摂取後はすぐにお水でぶくぶくうがいすることをお勧めします。時間に関しては、間食を頻繁にするとその都度口の状態が酸性となり、歯が溶けるリスクが高くなります。よって、飲食する時間と時間の間をきちんと空けるようにして下さい。また、飲食後すぐに歯みがきすることで、酸性となった口の状態が中和され、むし歯菌のエサとなる糖分も除去され、むし歯のリスクが減ります。以上のことを踏まえ、セルフケアや飲食習慣の改善をしてみて下さい。

グラントウキョウオーラルヘルスケアステーション 院長 金井由起 先生

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